ねこをおうちに迎える前に。

icon ねことの生活は楽しいものですが、ねこは生き物です。
一緒に暮らすには、それなりの責任がともないます。

ねこが幸せに暮らせるためにも
ねこと暮らす前に、いくつかの点を確認しておきましょう。

1 ねこが最期の時を迎えるまでお世話ができますか?

ねこの平均寿命は13年〜15年です。もっと長生きするコもたくさんいます。
歳を重ねれば、人間と同じように介護が必要になることもあります。
ねこが最期の時を迎えるまで、ちゃんとお世話ができますか?

2 ねこと暮らせる環境に、お住まいですか?

ねこのお世話をできる覚悟があっても、ペット不可のマンションなどで
こっそり飼ったりしていて、見つかったので捨てるなんて、とんでもない話です。

マンション・アパートなど集合住宅に、お住まいの方は
事前に、ねこと暮らしても大丈夫か確認しておきましょう。

3 ねこと暮らしていても大丈夫ですか?

犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』

妊娠、出産などで将来的に、ねこと暮らせなくなる可能性はないですか?
今は大丈夫でも、あなたやあなたの奥様が妊娠、
出産をなさるときに変わらず、ねこと暮らせますか?

知り合いに犬を飼っていて、子供が喘息なのでという理由で
その犬を人にあげたいという人がいました。
お子さんの喘息は気の毒ですが、今まで家族として暮らしていたコを
モノのように「あげたい」だなんて、個人的にどうなんだろうと思いました。

ねこは生き物であって、あなたのおうちに来た時点であなたの家族です。
人間の勝手な都合で一緒に暮らせなくなる可能性があるのなら
ねこと暮らすことはあきらめましょう。

また、ネコアレルギーや喘息を持っている方も気をつけてくださいね。
ちなみに、ひなはアレルギー性鼻炎の喘息、アトピー持ちですが
現在、3人のねこと暮らしています。

アレルギー・喘息の度合いもあるのかもしれませんが
季節の変わり目や体調が悪いときには、目がかゆくなったり
咳やくしゃみが止まらなかったりします。

もっとアレルギーや喘息がひどい方は、そんな症状が日常かもしれません。
事前にアレルギーや喘息が分かっている方は
ねこカフェなどに行って、
ねこと暮らせるかどうかを考え直してみる方がいいかもしれません。

4 ねこを養っていけますか?

ねこと暮らすには、ねこの食費以外にも色んな出費があります。
年1回のワクチン(生後初めて接種するときは2回)や、去勢・避妊費用、
病弱なコなら病院代は、もっとかさむかもしれません。

ねこには保険が効かないので動物病院は高額です。
今はペット保険などもありますが ひなの加入しているところで負担率は5割です。

うちのねこで言えばファルちゃんが病弱で 結構、病院にはかかっています。
そんな費用も含め、ねこのお世話ができますか?

5 ねこを愛せますか?

ねこは犬と違ってワガママです。
犬のように名前を呼んで来てくれる確率は、
かなり低いし愛想もよくありません。

よく、倒れたときに、愛犬が助けを呼んで来てくれたとか
意識がなくならないように、ずっと舐めていてくれたとか聞きますが
おそらくひなが倒れても、うちのコはいつもと変わらず
お昼寝を続けるでしょう・・・。

スキンシップがスキな方にはあまり、ねこは向かないかもしれません。

でも、そんなクールなところが、ねこの魅力なのです!!!
普段、呼んでも全くスルーで、撫でたり抱っこしても、明らかに迷惑そうにするのに
自分が甘えたいときや、お腹が空いたとき(←ワガママ)は
それこそ猫なで声ですりよってくる!!

犬は来客のときなども愛想よく迎えますが、 ねこは「ダレコレ?」みたいなカンジで
全く近寄って行かない!というか興味ナシ!・・・なのに、飼い主には甘えてくるのです!

そんなツンデレなところがたまらない(*´д`*)

さらにねこの魅力を言えば存在です。
触らせてもらえなくても、寝ている姿や、何かにじゃれている姿、
なんとなく座っているだけで可愛い♪

「ねこカフェ」が最近、流行っているのも そんなねこの可愛さにあるのではないでしょうか。

icon 以上、5点の中で1点でも ひっかかる点がある方は、
ねこと暮らすことを検討し直してみましょう。icon

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